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婚活
2021.02.28

ブライダル事業所が始めた結婚相談所のブログ #2

ブライダル総研様 調べ 婚活実態調査より

 

ブライダル総研 婚活実態調査2020

今日は我々ブライダル業界がたいへんお世話になっているブライダル総研様の調査から最近の結婚事情と婚活事情の両方をお話しさせていただきます。

ここ数年、結婚された方の調査で数値が上がっている分野があります。それは、婚活サービスを利用して出会って結婚が決まったという割合です。

 我々ブライダル業界はこのブライダル総研さんのデータで最近の結婚式の傾向を把握して自社のプランや接客、そして実際のプランニングに役立てております。業界以外の方はこのブライダル総研という名前はあまり馴染みがないかもしれません。リクルート社様のゼクシィの会社というとピンと来られるのではないでしょうか? そのゼクシィの会社が行っている結婚式の調査なので一番データ数が多く集まる→傾向を正確に把握出来るという仕組みです。

 この婚活サービスを利用して出会ったという数値が上がってきたのは6~7年前からでしょうか? 

理由は・・・。

1)婚活サービスが進化して使いやすくなった

2)通常の出会いがない(紹介がない)

3)結婚したいという気持ちが高まった

このどれもが正解だろうと思いますが、実際に結婚が決まったカップルと打ち合わせしてお聞きした私の感じでそれぞれの理由を述べてみたいと思います。

1)婚活サービスが進化して使いやすくなった

これは皆様想像の通りかと思いますが、デジタルの進化やデバイス(スマホ等)の進化で相手探しもしやすくなりました。ただ想像するのと実際に婚活をはじめてみるのでは大きく違う点もあり、デジタルだけ進化して婚活もそのまましやすくなるかというと決してそうではなく、「デジタルも活用しつつ人の力(例えばマリッジコンサルタント(仲人) )もかりつつ」がベストです。今DX<デジタルトランスフォーメーション・・・デジタルと人の融合>がよく話題に上りますが婚活は、正にデジタルの活用と人の力の融合がポイントです。ただし婚活サービスがデジタルの進化で利用しやすくなったのは間違いありません。

2)通常の出会いがない(紹介がない)

2~30年前と比較すると確かにそうだろうと思います。以前は気軽に上司や取引会社さんなどが「いい人いないの?」と聞いたりしました。 ただ聞いている人もいましたが、実は紹介したい人がいてそう聞くということも多々ありました。今はそんなこと聞くとたいへんなことになります。 そして実は今抱えている大きな課題は、親も本人に「どうなの?」と聞きたいけど聞けないなんていう課題もあったりします。 そんなことで、とても結婚相手を紹介しづらい=出会いがないということだろうと思います。

3)結婚したいという気持ちが高まった

これも2~30年前と比較するとですが将来が見えないというか安定したモデルが存在しないというか・・・。そんな環境が関係していると思われます。

そして上記のデータは2020年9月で正にコロナ禍に実施されています。ブライダル業界の結婚式・披露宴は、中止したとか延期したなどこのコロナ禍で実施数が昨年激減しましたが、婚活業界のデータはコロナ禍で逆に数字が伸びていると聞いています。この数字とは、相談所の入会数が増えた、お見合い数が増えたという数字です。 この1年の傾向として強いのは2~30代の相談所に入会される層として若い年代の方々が増えているという特徴もあります。

と、いうことで今後も益々婚活サービスの利用が増えると思われます。

2~30年前に結婚式の打ち合わせで「出会いは?」とお聞きして結婚相談所や知人の紹介でお見合いという理由だと何となく言いにくいと思われていました。もちろんそんなことはないのですが、そんな時代がありました。

お見合い↔恋愛

お見合いの場合は恋愛結婚ではないという方程式です。

普通に婚活サービスを使うのが当たり前になっている20代の方々には笑われそうですがそんな時代がありました。

今、結婚適齢期を迎えておられる方々のご両親の世代が正にその世代です。

このご両親とお子様のジェネレーションギャップがより婚活を難しくしているとも聞いています。

お手伝いをしている我々はまずご両親にこの現代の婚活事情と結婚式事情をお伝えするところから始めていきたいと考えています。

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